これからの演習で用いる基本のファイルを作成します。空のindex.html、style.css、script.jsの3つのファイルを1つのフォルダにまとめます。
①javascript_blank という名前のフォルダを作成します
②空のindex.html、style.css、script.jsを作成し、それぞれ次のコードを記入します
▼index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>JavaScript Sample</title>
<link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
<header>
<h1>JavaScript Sample</h1>
</header>
<main>
<!--ここにHTMLを書きます-->
</main>
<footer>
</footer>
</body>
</html>
▼style.css
@charset "UTF-8";
▼script.js
// JavaScript
console.log('Hello world!');
//
から始めるとコメントになります
console.logを書くと、consoleにメッセージを表示できます。JavaScriptが正しく読み込めているかどうかの確認のために入れています。実際にプログラムを書くときには消してしまって差し支えありません。
②index.htmlに下記の一行を追加(</head>の直前)して、HTMLからJavaScriptファイルを参照できるようにします。
<!--中略-->
<link rel="stylesheet" href="style.css">
<script src="script.js" defer></script>
</head>
<body>
<!--中略-->
③今後ファイルを作るときには、この空のファイルのセットを使って、コードを書き始めます。
【補足】<script>はどこに書くか?
先に結論を述べるとdeferを付けたときは<head>の中に書きます。deferを付けて読み込むことで、読み込みスピードの改善につながります。
<script>は、通常<head>、あるいは</body>の直前に挿入します。
<head>に入れた場合…HTMLファイルは上から順に処理されます。JavaScriptが実行されたあとにHTMLが表示されるので、HTMLと関連したプログラムの場合、プログラムが実行できなくなることがあります
</body>の直前に入れた場合…HTMLを読み込んでからJavaScriptが読まれるので、HTMLと関連付けられたプログラムも実行可能です。そのため、</body>の直前に書く方法が推奨されていました。
deferをつけた場合、HTMLの表示と同時にJavaScriptの読み込みが行われ(非同期処理といいます)、HTMLの処理後にJavaScriptが実行されることになるので、読み込みスピードが早くなります。
参考書籍・リンク