等量分割法
1:1、1:2、1:3、3:5、5:7など、単純な整数比による分割の構成法のことです。
その中で、3:5(≒ 1:1.618…)は黄金比、5:7(≒ 1:1.4142…)は白銀比と呼ばれる比率です。
黄金比による分割法(8分割)を使い、3:5の位置に視覚的なアクセントをつくることで、バランスをとった構成を作ります。
黄金螺旋
1:1.6181つの正方形に、1.618倍の長方形を重ねあわせることをつづけていくと、徐々に小さくなる正方形が集まった形ができます。正方形の対角線上に弧(アーチ)を描いていくと、黄金螺旋と呼ばれるらせん状の図形ができます。
レイアウトやロゴ制作などに活用されている事例もあります。
Illustratorでの作図
- スパイラルツールで「円周に近づく比率:61.8%」に設定して描画
- 正方形を61.8%ずつ縮小して配置
【参考】
- 「構成学のデザイントレーニング」三井秀樹・三井直樹, 六耀社, 2017
- 黄金比の基本的な考え方
- 黄金比とは?基本的な考え方とデザインへの取り入れ方
- 黄金比
- 白銀比
- Webデザインに黄金比や白銀比を取り入れる方法