Swiperとは
スライダーを作るためのJavaScriptプラグインです。スライダーは、複数のコンテンツを切り替える機能のことで、スライドショー、カルーセル(循環型のスライダー)とも言われます。
- 公式サイト:https://swiperjs.com/
- 動作サンプル:https://ngsm-syr.github.io/javascript_swiper/
- サンプルコード:https://github.com/ngsm-syr/javascript_swiper
準備
①「JavaScriptを書くための準備」の資料を参考にして、空のHTML、CSS、JavaScriptファイルを作ります。
②フォルダの名前を javascript_swiperに変更します
設置方法
下記に手順を書きますが、実際のコードは公式サイトから確認してください。
①公式サイトにアクセスし、Get Started に移動します。このあとの手順は、Get Started ページの指示に従って進めます。
②Use Swiper from CDN を参照し、CSSとJavaScript のコードをHTMLのhead部分に貼り付けます。このとき、自分でリンクしているCSSやJavaScriptファイルより前に読み込むようにします。
▼index.htmlへの追記 コメントアウト部分に追加
<!-- この部分に css と JavaScriptを読み込みます -->
<link rel="stylesheet" href="style.css">
<script src="script.js" defer></script>
</head>
③Add Swiper HTML Layoutを参照し、HTMLファイルに swiper のためのコードを追加します。
▼index.htmlへの追記 コメントアウト部分に追加
<main>
<!-- この部分にタグを追加 -->
</main>
④CSSを追加します。公式サイトでは、.swiper
に width
と height
を設定した例が書かれています。今回は、下記の通り、CSSを追加してください。
▼style.css への追記
* {
margin: 0;
padding: 0;
}
html,
body,
main {
position: relative;
height: 100%;
}
header {
position: fixed;
top: 1rem;
left: 1rem;
z-index: 100;
}
footer {
position: fixed;
bottom: 1rem;
right: 1rem;
z-index: 100;
}
.swiper {
width: 100%;
height: 100%;
}
.swiper-slide {
text-align: center;
font-size: 2rem;
display: flex;
justify-content: center;
align-items: center;
}
.swiper-slide img {
display: block;
width: 100%;
height: 100%;
object-fit: cover;
}
⑤Initialize Swiper を参照して、swiperを起動するための、JavaScriptを記述します。
▼script.jsへの追記 コメントアウト部分に追加
// JavaScript
// console.log('Hello world!');
// ここにコードを追加します
console.log
の行は、コメントアウトして差し支えありません
【応用】文字の代わりに画像をスライドさせる
.swiper-slide
の中に画像を配置すれば、画像をスライドさせることができます。
サンプル画像のダウンロードはこちら。
▼index.htmlへの追記・修正
<div class="swiper-slide"><img src="images/01.png" alt="01"></div>
<div class="swiper-slide"><img src="images/02.png" alt="02"></div>
<div class="swiper-slide"><img src="images/03.png" alt="03"></div>
【応用】スライドの動きを変更する
公式サイトのdemoページには、使用例とサンプルコードが掲載されています。こちらを参考にカスタマイズをしてみてください。