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Nagashima Laboratory

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WordPressの引越(サーバー移転)

WordPressサイトを別のサーバーへ移行する手順について説明します。下記の説明では、現在使用中のサーバーを「移転元サーバー」、新しいサーバーを「移転先サーバー」と表記しています。

作業の流れ

次のような手順で進めます。

  1. 移転元サーバーのバックアップ
  2. 移転先サーバーの契約
  3. 移転先サーバーへサイトを移行する
    • 方法1:レンタルサーバー付属の「簡単移行」機能を使う
    • 方法2:Wordpressプラグインを使う
    • 方法3:Wordpressの記事のエクスポート/インポートを使う
    • 方法4:手動で移行する

移転元サーバーのバックアップ

作業の過程でデータを失うことがないように、まず移転元サーバーの内容を全てバックアップします。バックアップには大きくわけて3種類(Wordpressからのエクスポート/サーバーデータ/データベース)あります。バックアップの手順は、こちらで解説をしていますので、参照してください。

移転先サーバーの契約

新しいサーバーを契約します。無料で使用でき、かつWordpressがインストールできるサーバーとしては「スターレンタルサーバー」などがあります。スターレンタルサーバーの契約・設定方法については、こちらで説明しています。

移転先サーバーへのサイト移行

サイトを移行するには、主に下記の方法があります。このうち「手動で移行する」方法は、データベースの仕組みを理解した上で行う必要があるので、紹介に留め、具体的な手順については割愛しています。

  • 方法1:レンタルサーバー付属の「簡単移行」機能を使う
  • 方法2:Wordpressプラグインを使う
  • 方法3:Wordpressの記事のエクスポート/インポートを使う
  • 方法4:手動で移行する

方法1:レンタルサーバー付属の「簡単移行」機能を使う

レンタルサーバーによっては、Wordpressサイトを移行する機能が備わっています。下記では、スターレンタルサーバーの機能である「Wordpress簡単移行」を例にとって説明します。公式のマニュアルを合わせて参照してください。

まず、メニュー>Wordpress>Wordpress簡単移行を選び「+Wordpressを移行」のボタンをクリックします。移行元URL、Wordpressユーザー名、パスワードを入力するように求められますので、画面の指示通りに入力します。移行先URLは、スターレンタルサーバーのドメインを選択します。入力後「移行する」ボタンをクリックします。

エラーが出たときは、まずは公式マニュアルの「エラーについて」の項を確認します。サーバー契約直後の場合は、サーバー設定が完了していないこともあるので、時間をおいて、改めて試してください。

【参考】プラグインの有効化に失敗して、移転元サイトが見られなくなった場合

プラグインが原因です。管理画面にアクセスできない状態の場合は、FTPクライアントを使用してサーバーにアクセスし、当該プラグインを削除します。FTPアカウントは、サーバー契約時のメール内に書かれています。

プラグインの場所:wp-content/plugins/

方法2:Wordpressのプラグインを使う(All-in-One WP Migration)

サーバー付属の移行機能を使わず、別のプラグインをインストールして行う方法です。ここでは、All-in-One WP Migration というプラグインを例にとって説明します。

移転元での作業

①移転元Wordpressに、All-in-One WP Migration をインストール、有効化します。

②Wordpressのサイドメニュー>All-in-One WP Migration>エクスポートを選び、データを出力します。エクスポート先には「ファイル」を選びます。

移転先での作業

①移転先にWordpressを新規インストールしておきます。ユーザー名やパスワードなどは後で置き換わりますので、仮の情報でかまいません。

②移転先WordpressにAll-in-One WP Migration をインストール、有効化します。

③Wordpressのサイドメニュー>All-in-One WP Migration>インポートを選び、移転元でエクスポートしておいたデータを読み込みます。

インポート時に、ファイルが壊れているというエラーが出る場合、下記をご確認ください。

  • 移転元と移転先で、PHPのバージョンを揃える
  • FTPで直接エクスポートデータを取得する
    wp-content/ai1wm-backups の中にエクスポートデータが存在します

無事、インポートができた後は、移転元で使用していたユーザー名とパスワードを使って、Wordpressにログインします(完全に移転元と同じ状態になります)。

方法3:Wordpressの記事のエクスポート/インポートをする

方法1・2のように完全な復元はできませんが、記事の内容だけを復元できればよいということであれば、Wordpressに最初から備わっているエクスポートとインポート機能を使った移行もできます。

移転元での作業

サイドメニュー>ツール>エクスポートを選び、xmlファイルをダウンロードします

移転先での作業

サイドメニュー>ツール>インポートを選び、インポート元のシステム「Wordpress」の欄にある「今すぐインストール」をクリックします。

インストール後に「インポーターの実行」をし、移行元からダウンロードしたxmlファイルを読み込みます。

方法4:手動で移行する

方法1〜3で対応できない場合は、手動で行う方法もあります。データベースの書き換えを伴う作業になり、専門的な作業になるため、ここでは詳細は割愛します。まずは方法1〜3を試すことをおすすめします。

  • FTPでWebサーバー上のデータ移行
  • PHPmyAdminなどでデータベースをインポート
  • PHPmyAdminを使って、データベース内のドメイン名の書き換え(ドメイン変更を伴う場合)
  • wp-configの書き換え(データベース名を移転先サーバーの情報に変更する)

2024-12-20 (Last Modified: 2024-12-23) Category: 資料 Tags:mysql, wordpress

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